人工知能AIは人間から仕事を奪うのか問題。2045年シンギュラリティとは?

そもそもAIとは何でしょうか?

f:id:kodotenblog:20160417032058j:plain

 

 

AIとはAritificial Intelligenceの略で人工知能と略されます。人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、或いはそのための一連の基礎技術を指す。(ウィキペディアより)

 

 

その世界観を良く表している代表的な映画として「ターミネーター」や「AIロボット」、「マトリックス」などが挙げられますよね。

 

 

現在では現実社会でもgoogleを初め数多くの企業が本格的に開発に乗り出していますが、個人的にはこれらの映画を観た限りだとあまりAIに良い印象がなく、正直「AI」には少し恐怖を覚えています。

 

 

人工知能Tayは16時間で不適切発言を連発してしまった問題

 

まだ記憶に新しいと思いますが、マイクロソフト人工知能「Tay」君ががわずか16時間で公開停止され、波紋を呼んでしまった問題。

 

 

会話を通じた理解の研究のために開発された人工知能(AI)会話ボットだったが、対象者が米国内の18~24歳の若者だったこともその要因だったんじゃないかと思っています。

 

 

停止した原因となったのが「差別」や「陰謀論」を学習したことで不適切発言を起こしたこと。

 

 

考えてみれば血気盛んな若者の言動から学ばせるのだから、そういう結果に陥ることも想定内だったんじゃないかと思えてなりません。

 

人間は何十年も掛けて、特に我々日本人は空気を読むというかTPOを弁えるし、本音と建て前を使い分ける事ができます。人間が人間である所以である「思いやる心」「ソウル」を短時間で一部偏った集団から学ばせることはとても危険ではないかと思います。

 

 

コンピュータが得意である学習能力(処理能力)の速さとネット社会というまだ秩序が整備されていない治外法権的な空間が相乗効果となってしまい、最悪の結果を生むことになったのは言うまでもありません。

 

2045年シンギュラリティ問題

 

このままのペースでいくと人工知能(AI)が2045年に人間の知能を超えてしまうという(シンギュラリティ問題)コレは喜ばしいことなのか?喜ばしくないのか?

 

 

本当に人間の知能を超えてしまうならば、人工知能が人間を敵とみなし、一斉に人間狩りが始まるという映画の世界を想像してしまいます。

 

 

どこかのパネルディスカッションで、AIの方が頭が良いのだからその人の特性・特徴を判断してもらって、そこを伸ばせばイイですよ。って発言していた人がいたのですが、

 

 

完全に性善説に基づいた考え方なので、そんな虫のいいように人間の役立つような考え方をAIがしてくれるか疑問です。

 

 

人工知能AIは人間から仕事を奪うのか問題。

 

 

正直すでにコンピュータがないと仕事ができないのと、これからも機械に人間の仕事を奪われて行く事は容易に想像がつきます。なので人間の働き方が変わってくるのは間違いないです。

 

オックスフォード大学でAIなどの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が著した「雇用の未来-コンピューター化によって仕事は失われるのか」という論文では

 

主な消える職業、無くなる仕事ランキングが発表されています。

 

・銀行の融資担当者

・スポーツの審判

・不動産ブローカー

・レストランの案内係

・保険の審査担当者

・動物のブリーダー

・電話のオペレーター

・給与・福利厚生担当者

・レジ係り

・娯楽施設の案内係、チケットともぎり係

・カジノのディーラー

・ネイリスト

・クレジットカード申込者の承認・審査を行う作業員

・集金人

パラリーガル、弁護士助手

・ホテルの受付係

・電話販売員

・仕立て屋

・時計修理工

・税務申告書代行者

・図書館員の補助員

・データ入力作業員

・彫刻家

・苦情の処理・調査担当者

・簿記・会計・監査の事務員

・検査・分類・見本の採取

・測定を行う作業員

・映写技師

・カメラ・撮影機器の修理工

・金融機関のクレジットアナリスト

・メガネ・コンタクトレンズの技術者

・殺虫剤の混合・散布の技術者

・義歯制作技術者

・測量技術者・地図作成技術者

・造園・用地管理の作業員

・建設機器のオペレーター

・訪問販売員・路上新聞売り・露店商人

・塗装工・壁紙張り職人

 

ただ、今すぐにAIが人間の仕事を奪ってしまうというのではなく、今までも掃除機、洗濯機などが出来たおかげで主婦の時間が増えたり、電車や自動車、飛行機などによって劇的に人間の生活が変わりライフスタイル・働き方も変わってきたので、

 

これからもコンピュータに仕事を奪われるというよりも、それによるメリットも大きいのではないかと思っています。コンピュータが一つ人間の仕事をしてくれれば、人間にはもっと違った、便利な世の中にする新しい事ができる。と考えた方が良いかもしれません。

 

 

まとめ

2045年にシンギュラリティ問題を迎えると言っても、今の世の中であることが前提になっていることなのでこの先どういう社会であるかなんてわからない僕がそんなに悩んで生きる必要はないと思います。

 

 

将来を案ずるより先に今を生きなければ。。。将来なりたい自分になるためには、今やらなければ何も始まらないと肝に銘じています。

 

 

ただ、AIは限定的な作業に割り振ることに留めておいてもらいたいですね。全てを網羅し、人間を超えるような存在を作ると人間に害をもたらす可能性を秘めた諸刃の剣ですから。

 

 

最後までよんでいただきありがとうございました。