矢口真理CM中止問題。はたしてそれって誰の声?
矢口真理は永遠のアイドル
矢口真理さん。言わずと知れたかつて国民的アイドルグルーブだった元モーニング娘のメンバー。全盛期の矢口真理さんは僕世代のど真ん中でした。
モーニング娘の結成自体はテレビ東京の浅ヤンこと浅草ヤング洋品店でつんくプロデュースのオーディション形式で結成されたアイドルグループ集団でした。
モーニング娘のモーニングコーヒーを聞いて、「コレ、絶対ないな」って正直思ったものでしたが、あれよあれよと新曲と新メンバーの追加オーディションで話題沸騰。日本一の人気アイドルグループになっちゃっいましたもんね。
小さいながらも頑張る姿。加護ちゃん。辻ちゃん。やぐっちゃん。みんなそれぞれ大人になって、紆余曲折いろんな人生を歩んでおりますが、何だかんだで今でいうAKB48みたいな存在だったからねー。そりゃこんな報道ばかりじゃさびしい限りです。
矢口真理CM決まって嬉しかったのにぃ~
昨日、車での移動中に見ていたミヤネ屋で宮根さんが、「やぐっちゃん、今回CM決まって本当に嬉しかったんやろ?なんども自分でいいんですか?本当に自分でいいんですか?って何度も確認して。ホンマかわいそうやわ~」
本当そう思います。こうゆう自体になると必ずコメントを求められる有名タレント達も今回の件でCM打ち切りへの怒りが爆発しています。
そのあたりのコメントは既にネットをググればたくさん見れるのであえて僕がここで
あげる必要はないと思います。
ただ、モー娘で輝いて、ソロ活動で苦労して頑張って築いた地位をあの騒動で一気に失い。どん底から這い上がろうとしている人間を、また叩く。必要に週刊誌が追い、ニュース番組で追い、ネット社会で追い。本人を追い込んでいく。これは自分に置き換えるとかなり苦しい状態にもっていかれると思います。
ただ、この悔しい気持ちを前回の時の様に雲隠れしてしまわずに、芸能界に必死になって残ってみて欲しい。その姿を見てみたい。やぐっちゃんだって必死なんだってところを表現して欲しいと思います。それを伝えることが一番重要だと思います。
矢口真理CM中止問題。はたしてそれって誰の声?
ネット社会って心の声を簡単に表現できちゃうし、それもその時思ったままを、後先考えずに言える。だから冷静に正確に判断した結果の世間の声と言うよりも、一瞬にして心に感じたその瞬間風速を大きな世間の流れの様に捉えてしまうとまったくもって意図していない方向にことが進んでしまう気がします。
なんて言うか一部の野次馬的な発言が、大きな流れとなり、それが全て世間の声としてとらえてしまっては、本末転倒な話で。それがCMと言うビックビジネスを一つ潰してしまう力を持つ事の危うさをネット社会ならぬ現実社会で起こってしまうと、日本社会の在り方まで問われる気がします。
いったいそれって誰の声?って思いません?僕は誰の声というよりも批判を怖がる社会の体質だと思います。タカトシの突っ込みで「欧米化!」ってありますが、悪い部分の「欧米化!」だと思います。
最近実社会でも多い、クレーマーやモンスターペアレンツと言った類の人たち。それは昔からある古き良き日本的な和を重んじる考え方、農耕民族的な考えではなくて、狩猟民族的な、攻撃性の高い考えが少し日本人の心に浸食し始めている気がしてならないです。
逆に欧米はどうかと言うと、日本の心や和の大切さを学ぼう的な風潮にあるし、シリコンバレーの会社では最近運動会が流行っているし、飲ミニケーションも流行っている。これって、逆じゃね?っと思うことが多くなっています。
もう少し、ネットの使い方と情報の在り方を議論していかないと現実社会でこのようなことが起きるので、これを機に自分の胸に手を当てて考えて見たいものです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。